梅雨入りが近づくため湿度が高くなり、暑いと感じる日が多くなると思いま
す。その際に好まれるのが清涼飲料水ではないでしょうか。清涼飲料水を飲む
頻度が増えるこの時期に注意したいのが「ペットボトル症候群」です。ペット
ボトル症候群とは、医学的に「清涼飲料水ケトーシス」と言い、スポーツドリ
ンクや果汁ジュース、炭酸飲料など、ペットボトル飲料を大量に飲むことで急
激に発症する糖尿病です。糖分入りの清涼飲料水を大量に飲み続けることで身
体に異常をきたす場合があり、特に10代〜30代の男性に多いと言われています。
ペットボトル症候群を発症した場合、喉の渇き、倦怠感、吐き気など糖尿病
が悪化したような状態となり、意識障害を引き起こし倒れることもあります。
甘い飲み物を飲んだ直後にすぐ喉の渇きを感じた場合はペットボトル症候群を
疑う必要があります。予防には水やカフェインを含まないお茶などを中心に摂
取することが重要です。
暑い時期にはつい冷たい甘いジュースやアイスクリームを食べたくなります
が、そこに潜む危険を理解した上で、ほどほどに楽しみましょう。
精神保健福祉士O
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