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神経科浜松病院ホームページ

医療支援室より


 こんにちは。皆さんいかがお過ごしでしょうか。春の陽射しを感じ始め
るようになると、いよいよ新年度になります。年度が替わる前後は、職場
でも学校でも家庭でも、1年の中でかなり変化のある時期で最もストレスの
たまりやすいタイミングです。
 現状の生活状況の変化による刺激がストレスの元になることも多いと思
います。生きている限り、ストレスを切り離して生活をすることは難しい
です。ストレスは適度にあったほうが、生き生きと生活することができま
す。「何もすることがない」「誰とも会わない」「考えることがない」と
いう具合にストレスの影響を受けない生活では、段々と気分が落ち込んで
やる気が失せてしまうものです。
 ただ、やはり過大なストレスには気をつけなくてはなりません。「忙し
すぎる」「情報が多すぎる」など、ただでさえ刺激の多い日々の中で、年
度替わりという大きな節目を迎えることによってストレスはますます増大
します。
 特にこの時期は、引越し、異動、進級、新人などさまざまな変化を受け
入れる事になります。仮に自分自身の異動がなくても、新しい人が入って
くるだけで変化になります。ご家族の学校が変わって、毎日の起床時刻や
タイムスケジュールが変わることもあるでしょう。こうした間接的な変化
にさらされることもあると思います。変化があったときほど、ストレスを
跳ね返すための発散をすることが必要になってきますが、忙しいと「つい」
それらをおろそかにしてしまいがちです。
 発散ができないまま蓄積を繰り返す状態に陥り、気づいたときには心身
ともに限界の状態になっていることさえあります。ストレスがたまってい
ることを自覚したら、次はそれを解消する手段を見つける必要があります。
皆さんは自分のストレス解消法をいくつ持っていますか?ストレス解消法
は、複数あったほうがよいです。自分がやっていて楽しいもの、すっきり
した気分を味わえるもの、豊かな気持ちになれるもの、夢中になれるもの、
どれかに該当するものを増やして下さい。人と同じでなくても良いです。
時間は短くとも集中できるものを取り入れて下さい。何もかも忘れ没頭で
きる時間は、気分転換に最適で、リラックスすることができます。
 変化の多い時期こそ、意識的に気分転換や好きなことを取り入れて、ス
トレスをため込まないようにしましょう。新しい年度を生き生き過ごして
いくためのきっかけとなるはずです。
 ちなみに、私のストレス解消法は寝る事とジュビロ磐田を応援する事と
ネットショッピングと散歩と本屋へ行く事です。

作業療法士Y

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