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神経科浜松病院ホームページ

医療支援室より


 寒い日が続いていますが、2月初旬には立春を迎えるように、梅や河津桜
の開花など、春の訪れを少しずつ感じることができる時期でもあります。
春に開花する花木に、桜、梅、桃があります。見分け方について紹介した
いと思います。
 まず、花弁の形と幹の質感、葉のつく時期がそれぞれ違います。桜は、
花が付いている緑色の軸が長く、下を向くように咲きます。花びらの先端
に切り込みが入っていて、幹肌は赤茶色でゴツゴツとしたいぼのような横
縞模様になっています。葉は花が咲き終わった頃から初夏にかけて茂りま
す。梅は、多くは丸い花びらをつけます。緑色の軸が無く、茶色の枝にへ
ばりつくように咲きます。幹肌は黒ずんでざらついています。葉は花が咲
き終わってから出てきます。桃は、花びらの先がとがっていて、幹肌は白っ
ぽく、つるつるして、斑点模様があります。花と葉が同時に咲きます。緑
色の軸が短く、同じつけ根から2輪の花が上や下など様々な方向を向いて
咲きます。
 1月下旬から4月下旬、5月上旬にかけて、梅、桃、桜と開花し、遠くから
眺めることができるだけでも心が穏やかになります。今年も、梅や桃、桜
の開花が楽しみです。

参考:ウェザーニュースお天気ニュース 2021/03/16

精神保健福祉士S

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