浅春の候、皆様いかがお過ごしですか。 日本の暦にはさまざまな呼び名があります。「三月」を和暦で表すと「弥生」 といいますね。語源となった有力な説としては、「草木弥生茂る月」だとされ ています。これは厳しい冬の寒さを耐えてきた植物や生き物たちが、自然に 感謝をして春を迎えることを祝福する月という事です。その3月には色々な 行事がありますが、その中に春分の日があります。皆さんは春分の日がどう いった日かご存知でしょうか? 一般的に知られている特徴としては、「昼と 夜が同じ長さになる日」でしょう。昔の人たちは「冬とともに長い夜が終わり、 春を迎える節目」と考えていたのかもしれません。しかし、実はこの春分の 日にはあまり知らされていない事実もあります。この春分の日は法律で祝日 とされていますが、その内容は「自然を称え、将来のために努力をする日」と 定められています。皆さんご存知でしたでしょうか。 新しい季節と年度を目の前に控え、外の景色も代わり映えしつつあるこの 時期。春分の日を意識し、来年度に向けてより一層努力をしてみたいと思い ます。 作業療法士M