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神経科浜松病院ホームページ

医療支援室より


 厳しい寒さが続きますね。気温が下がると手足も一段と冷たく感じます。
そこで今回は「身体が温まるお風呂の入り方」をご紹介したいと思います。

@38〜40℃くらいのぬるめのお湯に15〜20分、全身ゆったりとつかる
 熱めのお湯の方がいいのでは?と思う人もいるかもしれませんが、私たち
の身体は常に体温を一定に保とうと働いています。そのため、急に身体が熱
くなると体温を下げようとする機能が働き湯冷めしてしまう場合があります。
身体を芯まで温めるためには、ぬるめのお湯にゆっくりつかることが大切です。

A入浴剤を活用する
 いろいろな種類の入浴剤がありますが、中でも無機塩類系と炭酸ガス系の
入浴剤が冷えの緩和にオススメです。
 無機塩類系は、湯冷めしにくい効果があり湯上がり後もポカポカが長続き
します。炭酸ガス系は、シュワシュワ〜とお湯に溶けた炭酸ガスが皮膚から
吸収されて、血管が広がります。すると血行が良くなり、お湯で温まった血
液が身体表面の熱を全身へと運ぶので、身体の芯まで温めます。

Bお風呂上がりの足マッサージ
 血流のポンプ機能を持つふくらはぎ部分をしっかりマッサージすると、全
身の血行が良くなります。足首から膝の方向に向けて血流を流すようにゆっ
くりとマッサージを行いましょう。

 寒い一日の終わりのお風呂タイム、工夫してみてはどうでしょう。

精神保健福祉士 Y

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