年々残暑が長く厳しくなっておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
10月に入り、次第に夏から秋へと季節が変化してきました。今年はコロナ
禍の影響で例年とはまた違った季節の過ごし方になってきていると思います。
例年ではこの時期が近づくと、地域によっては「秋祭り」の準備が行われる
所が多いのではないでしょうか。今月はそれらの起源について紹介させて頂
きます。
秋は農作物の多くが収穫の時期を迎え、それらの豊穣や収穫できたことへ
の感謝のために行われるようになったことはご存知の方も多いとは思います。
日本では、古来より身の回りの至るところに神様がいるという「八百万の
神」の信仰が浸透しており、収穫への感謝と同様に田や畑を守っている神様
へも感謝するため、神社の例祭が行われるようになりました。祭りのように
賑やかに行われる理由も感謝の一貫です。
ちなみにそれらのことから自然とお祭りなども秋にする方がいいと価値観
が広がり、全国的に秋祭りが多くなりました。
今年は新型コロナウイルスの影響で行わない地域が多く、日常生活の中で
も自粛する状態が続いております。そんな時期だからこそ、皆さんも新しい
生活様式の中で秋の収穫物を用いた我が家の秋祭りをしてみてはいかがでしょ
うか。
皆様も身体にお気をつけてお過ごし下さい。
精神保健福祉士T
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