梅雨も終わり、これから夏本番となります。気温の上昇による体調不
良、熱中症等に皆様お気をつけください。
　さて、7月といえば、好きな方には一大イベントである、夏の鈴鹿を彩
る名物レースの1つ、オートバイによる8時間の耐久レース、「鈴鹿8時間
耐久レース」通称：鈴鹿８耐、８耐があります。今年は７月25〜26日の
開催となります。
　例年、凡そ午前11時30分にスタートし、日暮れから日没をまたいで終
盤はナイトレースとなり、午後7時30分を過ぎた直後にトップのチームが
ゴールラインを通過した時点で終了となっております。
　レース前日から前夜祭があり、ゲストや参戦ライダーのトークショー
や、往年のマシンによるデモラン、そして一足早く花火も打ち上がりま
す。各チーム、ナイトピットウォーク専用の催しがあり、レースクイー
ンも専用コスチュームで登場します。バイクを展示してくれるチームも
あれば、決勝に向けピット作業の練習をするチームもあり、それらも間
近で見られます。
　レース当日は、メインストレートには70台のバイクと、70人のライダー。
今まで当たり前のように鳴り響いていたバイクのエンジン音が消え、ま
さに"嵐の前の静けさ"という雰囲気になります。そして、スタートはサー
キットにいる全員でカウントダウン！
レースは始まり、一方8時間ずっとレース観戦もちょっと・・・という方
も安心です。少し休憩がてら場内へ行ってみましょう。各メーカーがPR
ブースを出展していて、最新のバイクやスクーターの展示や、実際にま
たがってみることもできます。他にも試乗会や用品販売、バイクによる
パフォーマンス、音楽ライブなど、盛り上がれるイベントもあります。
　バイク以外の楽しみもと思った方、ご家族連れ方は、同敷地内にある
遊園地モートピアに行ってみましょう。中には様々なアトラクションや
プールもあり、夏季限定で「アクア・アドベンチャー」も楽しめます。
レース観戦もできて、プールでも遊べます。プールサイドにモニターを
設置され、レース映像や順位がリアルタイムで確認できますコースサイ
ドにいなくても戦況を把握できます。
　日も暮れて、いよいよゴールのタイミング。この時間はぜひ観戦席に
戻りましょう。応援しているチーム・メーカーなど関係なく、今走って
いる全チームが無事に8時間を走りきってほしいという気持ちになります。
　そして、19時30分。チェッカーフラッグが振られゴール。真夏の長い
戦いが終わった。全車がピットに戻ると、メインストレートが解放され
ますので、ぜひコースへ行って感動の表彰式や鈴鹿8耐のフィナーレに参
加、しめの花火を見て長い1日も終わりとなります。
　バイク人口は低下していますが、こういったイベントもあります。興
味を持たれた方は一度観戦されては如何でしょうか。

精神保健福祉士M