連休も過ぎ、あっという間に6月に入りました。6月といえば梅雨です
が、梅雨時期のちょうど真ん中あたりに夏至がやってきます。
夏至とは、1年の中で日の出から日没までの時間が1番長い日です。夏
至の日にちは、定期法という計算式にて導き出され、毎年6月21日前後に
あたります。2019年は6月22日だそうです。夏至は冬至に比べ、5時間程
昼時間が長いそうです。また、北に行くほど昼時間が長くなり、沖縄よ
りも北海道のほうが長時間になります。その理由は、夏至の日、太陽が
最も北に寄り、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなるからです。
日本国内でも地域差が出るなんて面白いですね。ちなみに夏至の日、北
極では太陽が沈まず、南極では太陽が現れないそうですよ。
関西では、夏至の日にタコを食べるという風習があります。これは、
田植えの目安の時期であり、タコの足のようにしっかりと地中に根をはっ
て、丈夫な作物に育つようにと願いをこめて食べたことが根付いていま
す。また、愛知県ではイチジクの田楽を食べる風習があります。奈良で
はお餅、香川ではうどんと地域によって食べるものに違いがあります。
夏至が過ぎ、梅雨が明ければ夏はすぐそこです。ジメジメとした日が
続きますが、おいしい物を食べて栄養を摂り、体調管理にお気をつけて
お過ごしください。
作業療法士K
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