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神経科浜松病院ホームページ

医療支援室より


 まだまだ残暑が厳しいですが、早いものでもう9月になります。
9月と言えば、皆さんは何を思い浮かべますか?私は、お月見を
イメージしました。お月見とは、十五夜に月を鑑賞する行事の
事ですが…十五夜については過去の9月の支援室便りをご参照下
さい♪

 ところで皆さんは、『お月見どろぼう』という言葉を聞いた
事がありますか?今回はお月見にちなんで、『お月見どろぼう』
についてお話したいと思います。

 『お月見どろぼう』とは、十五夜に子どもが各家を回り、お
団子やお菓子を貰い歩く行事の事です。日本版ハロウィンといっ
たところですね。
 元々は、十五夜の日だけは、他人の畑の芋を盗んでも良いと
されていました。皆でこの日だけは悪い事をしてやろう!とい
う風習と、盗まれた畑は豊作になるという言い伝えがあり、子
どもが行う『お月見どろぼう』は当たり前の風習だったのです。
 『お月見どろぼう』は、北海道・東北以外の日本各地域で行
われているようです。特に、愛知県日進市ではポピュラーな行
事のようです。
 かく言う私も、実は子どもの頃、毎年兄弟と一緒に十五夜に
近所の家を、お菓子を貰いに回っていました。用意されている
お菓子は家によって様々で、帰宅する頃には袋いっぱいのお菓
子が集まり、嬉しい気持ちになったのを覚えています。

 さて、今回は『お月見どろぼう』についてお話しましたが、
実は2017年の十五夜は10月4日(水)なのです。少しフライングで
はありましたが、少しでも秋を感じていただけていれば幸いで
す♪

作業療法士U

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