梅雨の季節に入りました。じめじめとして気持ちも沈みがち
になります。そんな中でもできるおしゃれと言えば、雨具かな
と思います。現在では、傘やレインコート、長靴でもいろいろ
な種類やデザインがありおしゃれを楽しむことができます。今
回は、その中で使用頻度の最も高い『傘』について紹介したい
と思います。
私たちが使っている傘はほとんどが洋傘でしょう。和傘は、
それ以前からありましたが、世界ではおおよそ4000年前から使
われていたとわれています。当時は、雨よけではなく貴族の夫
人や高僧たちが日傘として使用していました。権威の象徴だっ
たのです。それが広まり、女性のアクセサリーの一部として使
われました。歴史の中でも、傘はおしゃれの一部だったんです
ね。
日本でも洋傘が製造されるようになったのは、明治22年のこ
とです。とても高価なものでした。それでも和傘に比べて、素
材もデザインも多種多様となり一般的となりました。自分の服
装に合わせてデザインを選んだり、親子やカップルでおそろい
にして楽しむのもよいか思います。あえて和傘を選んで、着物
を着てみたり和室のインテリアに使ってみるのも良いのではな
いでしょうか。また、傘はその形から末広がりで縁起が良いと
されており、プレゼントにも適しています。老若男女問わず喜
ばれると思います。
長い雨の期間が続きますが、小さな楽しみを見つけながら乗
り切りましょう。
作業療法士M
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