皆様ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか? 今月に入り、春の暖かさを通り越し夏を思わせるような陽気を 感じることもあります。旧暦5月は皐月といいますがその語源を 知っていますか? 皐月は、耕作を意味する古語「さ」から、耕作の月として「さ つき」となりました。陰暦5月は仲夏の説にあたり、この時期は 田に早苗を植えることが盛んになるため「早苗月(さなえづき)」 が略され「さつき」になったとする説もありますが、「早苗」の 「さ」も耕作の「さ」が語源とされています。日本書紀などでは 「五月」と書いて「さつき」と読ませており、皐月と書かせるよ うになったのは後のことになります。 漢字「皐」には「神に捧げる稲」の意味があるため、「皐月」 という漢字が当てられたと考えられています。 過ごしやすい季節になりましたが体調には十分に気をつけて新 緑の時期を清々しい気持ちで毎日送ることができればと思います。 精神保健福祉士Y