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神経科浜松病院ホームページ

医療支援室より


 新年を迎えて1ヶ月ほどたちましたがいかがお過ごしですか。
 2月と言えば節分で豆まきをするかと思いますが、豆まきで使用す
る大豆がいつ頃から日本で食べられるようになったかご存知ですか。
 約2000年前の弥生時代に原産地である中国から朝鮮半島を通して
入ってきたといわれています。奈良時代になると中国との交流も盛
んになり、仏教と共に味噌や醤油などの加工品や加工方法も伝わっ
てきました。古事記にも「豆」という文字が出てきており、これは
大豆と考えられています。当時は特別な食べ物で一般の人には中々
普及しませんでした。日本で大豆が全国に広がったのは鎌倉時代以
降でした。広がったのは、当時広く普及していた仏教の影響で肉食
が禁止されていたため、体に必要なタンパク質を味噌や納豆から得
るようになったことが関係しています。また、戦に出かける際の保
存食として欠かせないものとなっており、こうして一般的に食され
るようになったようです。血中コレステロールの低下作用、肥満の
改善効果等の様々な効果があり注目される大豆ですが、1日に
75〜100グラム以上が目標摂取量といわれているそうです。
 立春を迎えましたが、まだまだ寒い日が続きます。お体を大事に
なさってください。

精神保健福祉士 S


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