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神経科浜松病院ホームページ

医療支援室より


 今回は、私のお気に入りの本を紹介したいと思います。

『生きる〜わたしたちの思い〜』
『生きる〜わたしたちの思い第2章〜』   谷川俊太郎 with friends

 皆さんは、谷川俊太郎という方をご存知ですか?きっと、いつかの
教科書で出会っているかと思います。「生きる」という詩を書いた方で
す。その詩に共感した方々が、SNSのmixiでコミュニティを開いて、そ
れぞれが思う「生きる」を書き込んでいるんです。それが、詩集となっ
て書籍化されています。谷川氏と、書き込みや書籍化に携わった方
との座談会の内容も掲載されたものです。
 詩の中の「生きる」とは、些細な日常の1コマだったり、大事な人を
思うことだったり、死やこれから生まれる生と向き合うことだったり。
私は、この詩集に出会って、幸せって本当はすごく身近にあるもの
で、ただ気付かずにいるだけなんだと改めて感じました。
 今、心から幸せだと感じている方も、心が痛んで苦しい方も是非一
度読んでみて下さい。新しい発見が、必ずあるはず!もしも、共感で
きた方は、自分の思う「生きる」を残してみてはいかがですか?

作業療法士 A


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