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神経科浜松病院ホームページ
病棟概要
やさしいこころ
現代では年齢、男女を問わず、子供からお年寄りまでストレスにつかり、心が疲れ、人に話してもよくわかってもらえないいらだちや悩みがあるのではないでしょうか。
今、精神科医療は従来の統合失調症中心の医療の改変とともに、高齢者の痴呆問題、青少年の心性に基づく問題、さらには職場の労働・雇用環境の変化を背景とした―般労働者のいわゆるメンタルヘルスの問題など、その対象とするべき疾患あるいは状態の多様化を求められています。この現実に対応するべく、うつ病をはじめとするストレス関連障害の方がゆっくりと入院治療を受けられる病棟を中心とした、人にやさしい医療展開のための病棟を考えました。すべてのべットサイドにひとりひとりの窓があるようにゆったりとした環境を用意しました。この中で、やさしいこころの医療を築いていきたいと思います。
また、ユニバ一サルデザインの概念を導入し、すべての人が分け隔てなく利用できるよう配慮しました。浜松市内の医療機関として初めてハートビル法の認定を受けています。
病棟外観
思春期・青年期から壮年期の短期入院への対応を主眼とし、早期退院・地域援助を働きかけていきます。うつ病を中心に不安性障害や急性期・リハビリ期の統合失調症、高齢者のうつ病などを対象とします。機能分化した病棟の運営により、症状に応じた診療・看護の個別化を図ります。
病床数 239床
急性期・ストレスケア病棟 59床(ストレスケアユニットを含む)
精神科リハビリテーション病棟 60床
精神科療養病棟 60床
認知症治療病棟 60床
ストレスケアユニット : うつ病をはじめとするストレス関連障害の方がゆっくりと入院治療を受けられるような病床です。
病室完成図
一般病室の完成予想図です。
入院患者さんのプライバシーを重視し、専用のスペース、専用の窓を持つことが出来るよう考えました。
基本となる病室は4床室で、1床あたり8.0平方メートルを越えるスペースを確保しました。すべてのべットサイドに窓が配置されるような変形病室とし、内部を高さ約130cmの家具で仕切りました。これにより、立てば同室者が見えますが、横になれば見えないという構造を実現しております。このことにより、プライバシ一の保護と孤立感の解消の両立を図ることが出来ました。言い換えますと、一人で過ごしたい時間と、他者と共有したい時間を使い分けることを可能とし、日常の社会生活との連続性を保つことになります。
病棟内部
病棟内部の写真は、こちらをご覧下さい。
昭和初期の当院
昭和初期の当院の写真です。
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